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たすきがけ

絵描いて 芝居つくって ・・・日々のヨロコビ

2018-11

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無言館

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行ってきました。上田。無言館に。
本館はすでに知っている感じがしました。
本や写真やテレビでも見ていたし、
作品は移動展で見た記憶があるものが多かったからです。
入営してからの家族への手紙・絵葉書・スケッチ、
南方での風景や現地の人、部隊の仲間を描いたものや
写真や絵の道具など遺品も展示されています。

とにかく今回は 新館が衝撃的でした。
入った瞬間に動けなくなってしまいました。
天井一面にすごい数の素描や下図がびっちり張ってあり
それが束になって覆ってくるような重さ。
よく見ると、一枚一枚は未完だったり稚拙だったりもするんですが
あの量が一度に来るのは強烈でした。
慣れるまでに少し時間がかかりました。

石膏デッサンとか、私たちと同じです。
私も描いた像ばかりです。
同じ時期に同じように一生懸命勉強していた人たち。

彼らはきっと 戦争とは関係なく
一枚の作品として 飾られることを夢見ていただろうと思います。
もっと他に見せたい作品があったかもしれないし
不本意だらけに違いないだろうと。
志半ばで散ってしまったこともそうだけれども
作家ならではの悔しいことも きっとあるに違いないと思いました。


だとしても
こうして ここに生きた証を遺し 人に見られることは
他にももっともっといたであろう戦没画学生の中でも幸運なのかもしれません。
ご遺族が戦禍から守り、その後も今に至るまで
震災や転居などの焼失・消失の危機を免れてきた一枚なのです。

彼らが家族を愛し、愛され、
たいせつにされてきたことが目に見えるものとしてそこにある。
同じ気持ちで応召した人たち、同じ気持ちで祈った人たち、
そのごく一部の証拠として見るのももちろんひとつだし
それでも描きたいという画家の想いを感じるのもひとつだし・・・
それは見る側のもの。

ただ、絵の力というのはすごいなと思いました。
未完であることすら 訴える。


いろいろな考え方 感じ方があると思うけれど
私は行ってよかったと思います。

ひとつひとつ ちゃんとしなきゃ
もっと1枚を大事に描かなきゃと思いました。
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日本画描いてます
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